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2012年に訪れた ベトナム ホーチミン ハノイの旅行記です 現地の人々 生活を写真と 文章で綴ります
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本屋さんに小説を買いに行きました


その小説といのは 当時ベトナムでとっても流行っていた

「Dung Truoc Bien」

 ↓ 立つ  ↓ 前に   ↓ 海

「海の前に立って」 というタイトル
        (ベトナムで映画化されたらしい)



本屋さんと言ってもこのような建物があるのではなくって

(これはベトナムの国家銀行 日本でいう日銀)





日本のお祭りで見るような露店に

本や新聞雑誌がズラリと並べられているだけの簡素なお店


↓ これは新聞ですが こんな感じで本が並んで売られています





そして お店の人にどうしても欲しい本の名前を言いました

「『Dung Truoc Bien』はありますか? 」


そしたら 店員さんは言いました


「今はないけれど 夕方また来てくれたら売ってあげるよ」

と。


実は 小説のストーリーに興味があったとかいうんじゃなくって

どういうルートでお客が探している本を手に入れてくるのかに

興味があった。

それ以前に 

ほんとにこのお店が 本を手に入れられるのかを
知りたかった。



そして 夕方 も一度 露店のような本屋さんに行きました

約束通り ちゃんと本を取り寄せてくれていた店員さん


でも どうみても新品じゃない 

おまけに本の表紙がないので 使い古しの包装紙で

手作りのカバーがかけてある







いくら払ったか覚えてませんが

店員さんがお家から自分のを持ってきたか

「外国人だし 高く売れるから」と 

友達から譲ってもらってきたか

ひょっとしたら 図書館のようなところから モゴモゴモゴモゴ・・・・

とか いろいろ考えながら

たぶん とっても高いお金を払ってやっと手に入れた小説でした


(ちなみにその本は一度も読まず お友達にあげたそうです)


おしまい





1986年 3月 ベトナム

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1986年当時のベトナムは ホテルのお湯が出ないのは当たり前


その上 頻繁に停電が起こった

それでも絶対に ここだけは 停電は起きない(起こさない)

というのが 
ここ

ホーチミン廟(ホーおじさんが永遠に眠っている場所)

ホーおじさんは永久保存処置をされ 

年中 空調が整えられている部屋に
眠っておられます






ここでの注意点はいくつかあり ホーチミン廟の建物の外に

書かれている白い線を越えない(越えたら 衛兵に笛を吹かれます)

とか

ホーおじさんの前では 

直立不動の姿勢で部屋を通過しないといけない とか


でも ここでちょっとふざけちゃったのが とある有名な

ベトナム研究第一人者の若かりし頃のT先生


ホーおじさんの前で 自分の顔の高さまで手を挙げてみちゃった


そしたら すぐにやってきた衛兵

で こっぴどく注意されたらしいので ここを訪問される方は

直立不動の姿勢でのご観覧を心がけてくださいね


今は 永久保存されているホーおじさん

そんなホーおじさんの若かりし頃の貴重な1枚

30歳くらいのホーチミン 




ハノイの博物館には こんな写真も展示されています


さて

当時聞いた 本当かどうか定かではないお話

ハノイの電力事情が悪かったためか

ハノイの日本大使館の職員が週に1回 食糧の買い出しに


バンコクに通っていたらしいです。 


そんな中 ここだけは絶対に行こうと決めていた場所

タンロイホテルにほど近い水上レストラン

そして これだけは絶対食べようと決めていたもの

カエルのから揚げ


ワクワクして注文しました

そしたら 店員さんのお返事は一言

「ヘット」

へ??? 

ベトナム語で 「売り切れ」 

ざんねーーん


でもでも 水上レストランの下の湖からは







ゲーーコゲーーーコ

と 元気なカエルがいっぱい鳴いていたのでした


これは食べないのか。


おしまい






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さて 

あっちこっちボロボロだったプロペラのベトナム航空国内線


実は この時がプロペラ機デビュー

そもそも1986年のベトナム旅行で 初めて飛行機に乗ったのに

その中の1機が あろうことかプロペラ機

で メンタル面が弱いのか お約束通り 

酔う。



一般的なジェット機ならば かなり加速してから飛ぶので

「あ。。大丈夫」 という安心感はありますが

このプロペラ機 飛ぶまでの滑走がものすごく遅い。

もしかしたら 加速が不十分なまま 飛んじゃったのではないか?と

ちょっと思ったくらい遅い。

もうすでにメンタル面ボロボロ

そりゃ酔う。








ヘロヘロになりながらも ↑ ハノイで有名なホアンキエム湖に到着

(本人いわく ヘロヘロで撮ったからブレブレだそうです)


今はありませんが湖の(確か)西側に小さなボロボロの百貨店が1軒

百貨店と言っても ボロボロの平屋。

入り口から全部見渡せる程度のボロボロの平屋の百貨店。


今のホアンキエム湖といえば おしゃれなカフェがあちこちに

立ち並び 中に入ると 若者たちがパソコンを開いていたり

おしゃれな場所ですが

当時は (確か)東側にはなぁんにもなかった。








ホテルは ↑ 西湖のほとりにある タンロイホテル

タンロイ=勝利 という意味


この旅行記の1986年と言えば ドイモイ(刷新)政策が

始まった年。 外国のホテルなど一切ないので 

ベトナム革命の勝利をたたえるような名前のホテルばかり。


(ただホーチミンのサイゴン川沿いにあるマジェスティックホテルは
当時から マジェスティックホテルの名前のまま。 
ここは
戦争カメラマンたちの常宿。 
1975年4月 このホテルの6階のレストランに 
北ベトナム軍のロケット砲が落とされています)




そのタンロイホテルの廊下 ↓  右がすぐ西湖 左が客室





バイキングの朝食で ツアーメンバーの同期の学生があろうことか

スープの鍋にお椀を落とした 一生懸命オタマでお椀を探したけど

お椀は見つからず お鍋の中に置き去りにしたまま

人間たちはその場をそぉーーっと立ち去った思い出のホテルでした。


おしまい


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今回はダナンからハノイへのベトナム航空 国内線のお話


1986年のベトナム旅行記の最初に書いた通り

当時のベトナムは 空港と橋は写真に撮ってはいけない

なぜなら この二つは特に敵に攻撃されると とっても困るから。

なので 空港の写真とか 飛行機の写真はありませんので

ベトナムで撮った動物シリーズをお楽しみください

さて 本題




(たぶんベトナムの南で撮ったサル)


ダナン空港から乗り込んだのは50人乗り程度の小型プロペラ機

飛行機までバスでまず移動

今の日本でもバスで飛行機の真横まで移動する空港はありますが

日本の空港みたいに 飛行機のちょうど真ん中あたりにバスが

止まるのかな?と思っていたら 

飛行機の一番後ろの部分に停車したバス

さて どうなるのかしら?? 


飛行機の後ろの下半分がパカっと開いて 階段になっているシステム







これってまさに軍用機?

椅子はあるの?と聞くと

「あったんだけど ボロボロだったの」

そのボロボロ具合はというと 今にも裂けそうなシートベルト

穴が開いた背もたれ


ということは たぶんきっと

機体も同じくらいボロボロのはず・・・

まさか バスの時みたいに 燃料漏れてこないよね???


と いろんなドキドキが頭をよぎる


隣に座った同じツアーメンバーに

「ベトナムで飛行機が落ちたって聞きませんよね??」

って 聞くと







「うん。 公表しないからね~」 と言われた

事実ではないと思うけど なんとなぁくドキドキしながら

ハノイへの旅は続くのでした     


おしまい



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クネクネのハイバン峠を越えて 


古都フエに到着
(古都フエは日本の京都に例えられます)

ここはグエン王朝の王宮

*グエン王朝=
   1802年から1945年まで続いたベトナム最後の王朝

             





ベトナムでは行く先々で子どもに囲まれたけれど

ここには子どもは一人もいない
(王宮の建物の周りには子どもはいたが
 王宮の中に入るにはお金がいるから 子どもはいない)


そんななか 近くを歩いていた若い2人のベトナム人
(たぶん観光中)


おもむろに近づいてきて 一言






「撮って」


で 撮った写真 ↑

でも ただの 写ルンです なので撮った写真を

渡せるわけもなく ほんとにただ撮っただけ。


今まで 子どもがいる所では大人に 「撮って」

って 言われたことは一度もなかったそう。
(子どもの目があるから恥ずかしくて言えなかったのかな)

それくらい写真というものが珍しい時代だったそう。






ベトナムといえば ラクガキで有名ですが
(世界遺産にも ハートマーク付きのカップルの名前が
いっぱいラクガキされています)

ここにもやっぱりありました

壁に書かれた

「記念」 

という文字






日付を見ると 1986年2月23日

写真を撮ったのは 同年3月なので書かれたばかりの

ホヤホヤでした。



おしまい


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