忍者ブログ
2012年に訪れた ベトナム ホーチミン ハノイの旅行記です 現地の人々 生活を写真と 文章で綴ります
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


前回のコメントのお返事

ベトナムに何度も行っておられるのに お休みだったり・・で
中に入れない~  いろいろ周った中でここが一番自由な感じがしました
早めに終わってしまったり。。なので 何度ベトナムに行っても
ここはまだ行ったことがないというのはすごく分かります。
私たちは場所が分からず ガードマンさんに聞いたら
すごく親切に違う場所を教えていだだき も一度軍隊の人に聞いたら
正しい場所を教えてくださいました。 なので入れたのは入れたのですが
なかなかたどり着けなかった場所です。


「戦争の恐怖」




この写真を目にしたことがある方は

少なからずいらっしゃるのではないでしょうか


1972年 6月8日 この写真の女の子 キム フックさんが住んでいた
チャンバンに南ベトナム軍 北ベトナム軍が交戦し
南ベトナム軍が投下したナパーム弾の襲撃を受けた時の写真
ピューリッツァ賞受賞作品(1973年)です

ファン ティ キム フックさん(1962年4月2日生まれ)は

その後 キム財団を創設され カナダ・ヨーク大学名誉法学博士 

ユネスコの親善大使を務めておられます

2013年春 名古屋 東京 福岡で講演もされておられます





日本語のリーフレットもあります




チケット代は日本円で 約75円(2012秋)




ここ戦争証跡博物館には 戦場カメラマンが命をかけて撮った写真が

多数展示されています





枯葉剤の犠牲者となったベトちゃん ドクちゃん




戦争が終わって40年くらい 枯葉剤の処理は


3年前始まったばかり。




毒ガス用マスク





この時に生まれたベトナム人とアメリカ人の子どもたちは

ブイドイ 靴の底のゴミ と呼ばれています






この人たちは現在40代半ば  

その1割がアメリカに渡ったと言われています





ギロチン処刑台

アメリカ兵が死体を引きずっている写真





思わず目を背けたくなる写真がたくさんあります

目の前で 無駄な殺し合いをしているのも人間

そして この事実を残そうと 命をかけて写真を撮っているのも人間





戦争証跡博物館を見て回るには 2時間はしっかり必要

そんな場所 (エアコンは展示物のあるところのみ効いています)


かなり重い写真や戦争で使われていた物が多数並ぶ

個人的にですが たくさん見て回った博物館の中で

一番 「戦争」  「命」 ということを考えさせられた

そんな場所でした。





お墓の前で 武器を持つ小さな男の子






きっと いつか


世界が一つになりますように

という願いを込めて。

2012.9.27訪問



いつも オープンコメント&非公開拍手コメントありがとうございます^^


       
        にほんブログ村


可愛いボンちゃんのブログ  うちのボン もよろしくね  


    ボンちゃんも見てくだしゃいね     

拍手[19回]

PR

前回に続き 

ホーチミンにある戦争証跡博物館に展示されている

戦場カメラマンが命がけで撮った写真をご紹介します






ベトナム戦争の戦場カメラマンたち

戦場カメラマン・・ 軍隊の記録係として 同行する従軍カメラマンや
          フリーで戦場地帯を撮影しておられる方のこと


前回もご紹介しましたが 先日 

「ホテル マジェスティック」というタイトルで

先日 舞台化された作品の主人公 沢田教一さんや
(舞台では 玉木宏さん主演)

映画「地雷を踏んだらさようなら」で有名な 
一之瀬泰三さん
(映画では 浅野忠信さん主演)

そのほかにもたくさんおられます

戦争証跡博物館では 戦場カメラマンたちが
命をかけて撮られた写真がたくさん展示されています



武器が濡れないように 高く持ち上げ
川の中を移動する兵士



人工呼吸をしているアメリカ兵



目の前に爆弾が落ちても





人が殺されても

常に 冷静に客観的に伝えなければならないカメラマンたち

カメラマンも人間

目の前で 殺し合いをしている人たちも

また同じ人間


ベトナム人だけでなく

枯葉剤を散布したアメリカ兵の家族にも

枯葉剤の影響を持って生まれた子どもがいます



ベトちゃん ドクちゃん





第三世代として生まれてきた子どもたちにも

枯葉剤の影響が出ています



兵士の後ろで ポツンと一人座る

小さな子





お墓の前で ヘルメットに USAと書いた

軍服のようなものを着ている小さな男の子 

足元には武器らしきものがおかれています








目の前で家族を殺された人たち

爆弾の犠牲になった人たち

枯葉剤の影響で今も苦しんでいる人たち






いつか きっと 世界が一つになりますように・


という 願いをこめて。。



ホーチミン戦争証跡博物館 2012.9.27


       にほんブログ村 旅行ブログ ベトナム旅行へ

       にほんブログ村



可愛いボンちゃんのブログ  うちのボン もよろしくね  


$キャバリアなのにバッハ秀樹と呼ばれて。
       ボンちゃんも見てくだしゃいね     






拍手[19回]


今 日本では 「ホテル マジェスティック」という舞台が
主演 玉木宏さんで上演されています

この主人公は 沢田教一さん (青森出身) 
ホーチミンのサイゴン川沿いに建つ マジェスティックホテルを
拠点に活動しておられた戦場カメラマン

ピューリッツァ賞受賞の5年後 プノンペン国境沿いで
撃たれて殺されました 34歳の若さでした



マジェスティックホテル


テレビでも活躍されておられる渡部陽一さんも

「戦場報道とは 生きて帰ること」





とおっしゃてるくらい
死と隣り合わせの世界で 戦争という事実を残すため
撮影されておられます









個人 対 個人

地域 対 地域

そして 

国 対 国の戦い  戦争







この赤ちゃんは 生きていたら
現在45歳






ベトナム戦争による人々への影響の一つ

枯葉剤

アメリカと闘っていた いわゆる「べトコン」が
ジャングルに潜んでいたため
ジャングルの木を枯らすため
そして農作物を枯らして 食糧を無くすのが目的で
大量の枯葉剤が撒かれました

枯葉剤=ダイオキシンの一種

1961年から10年間の戦争で
7200万リットルの枯葉剤が散布されました

今でも2世 3世への影響が指摘されています


有名なピューリッツァ賞受賞作品(1973年)

      「戦争の恐怖」
 
当時 キム・フックさんが住んでおられたチャンバンに
1972.6.8 南ベトナムと北ベトナムが交戦し
南ベトナム軍が落とした爆弾から逃げ惑う様子を撮った写真

この時 彼女を助けた当時の英国のテレビ記者のクリストファーウェインさんとは
2010年 イギリスで再会されました


ここに写っている少女 当時9歳の 
ファン・ティ・キム・フックさん

現在 キム財団を創設
カナダ・ヨーク大学名誉法学博士
ユネスコの親善大使を務められています


2013年 春には 名古屋 東京 福岡で
講演会もされておられます

次回はベトちゃんドクちゃんの写真などを
載せますね


       にほんブログ村 旅行ブログ ベトナム旅行へ

       にほんブログ村


可愛いボンちゃんのブログ  うちのボン もよろしくね  


$キャバリアなのにバッハ秀樹と呼ばれて。
       ボンちゃんも見てくだしゃいね     



拍手[16回]


ホーチミン戦争証跡博物館の外には

前回載せた戦車などがあります

ベトナムにある戦争関係の博物館には

ほとんど同じようなものが見れます


しかし ここ ホーチミン戦争証跡博物館の中に

展示されているものは

ベトナムにある他の博物館にあるものよりも 

ずっと
心に残りました

入ってすぐに 当時の新聞 ポスターなどが

展示されています





ベトナム人とアメリカ兵の間に生まれた子どもの

約一割だけが アメリカに渡ったそうです

この子たちは 現在40歳前後です

ブイ ドイ =靴の下のゴミ

そう呼ばれていた子どもたち





ホーチミン のベトナム独立宣言









室内には




左下の写真の戦闘機の残骸





熱で折れ曲がった楽器




そして 

たくさんのガスマスク






こういったものを眺める人達




ベトナム戦争で おそらく敵国だった人達も

今 こうやって 戦争の事実を知ろうと

真剣に展示物を見ておられました



2012年 夏にようやくアメリカが枯葉剤を

取り除く作業を始めたそうです(4年かかるそうです)

ベトナム戦争が終わって37年目のことです


次回は 戦争カメラマンが命をかけて撮られた写真

を載せます



* コメント欄 拍手コメントで 

「ベトナムに行く予定なので 参考にさせていただいてます」と

コメントくださった数名の方へ



もし何かお知りになりたいことがあれば

またコメントくださいね

覚えている範囲であれば お答えさせていただきます^^

素敵な旅行になりますように。

にゃうわんより


       にほんブログ村 旅行ブログ ベトナム旅行へ

       にほんブログ村



可愛いボンちゃんのブログ  うちのボン もよろしくね
  

$キャバリアなのにバッハ秀樹と呼ばれて。


       ボンちゃんも見てくだしゃいね    






拍手[14回]



今回のベトナム旅行は 

ベトナム戦争関係の博物館を 見てまわることが最大の目的でした




ホーチミン ハノイとたくさん見たなかで

一番 強烈に心に残った場所です




まず外回りから

ベトナムにある戦争関係の博物館は

たいてい 実際使われた戦車












ヘリコプターなどが

展示されています


ヘリコプターの残骸を展示してあるところもありますが

ここは 残骸はなかったと思います







US AIR FORCE= アメリカ空軍



外回りは どこの博物館も同じような感じです

ハノイの博物館では 実際使われていたヘリコプターに

乗れるところもあります

また後日 ご紹介します





個人的にですが 一番心に残った場所

それだけに残酷な写真・ ・ ・

ギロチン処刑台

アメリカ兵が死体を引きずっている写真 など 

目をそむけたくなるようなのがたくさんあります

次回は その 中の展示物をご紹介します


2012.9.27 ホーチミン  気温28度くらいだったかな


* コメント欄 拍手コメントで 
「ベトナムに行く予定なので 参考にさせていただいてます」と
コメントくださった数名の方へ

もし何かお知りになりたいことがあれば
またコメントくださいね
覚えている範囲であれば お答えさせていただきます^^
素敵な旅行になりますように。

にゃうわんより


       にほんブログ村 旅行ブログ ベトナム旅行へ
       にほんブログ村


可愛いボンちゃんのブログ  うちのボン もよろしくね
  

$キャバリアなのにバッハ秀樹と呼ばれて。

       ボンちゃんも見てくだしゃいね    

拍手[10回]

HOME |
プロフィール
HN:
にゃうわん
性別:
非公開
応援よろしくお願いします
つぶやき
カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
バーコード
最新CM
[12/06 Thinh]
[10/09 Sabimama]
[08/05 Sabimama]
[06/02 Sabimama]
[04/10 Sabimama]
ブログ内検索
P R
カウンター
忍者アナライズ
フリーエリア
忍者ブログ [PR]